つる性の観葉植物の中ではもっとも親しまれているもののひとつです。黄色い斑のはいるハート型の葉をもつ品種(学名エピプレムナム”アウレウム”通称;ポトス)が一番馴染みが深く日本に入ってきたのは明治時代頃だといわれています。
鉢植えをはじめとして、つり鉢植えにしてツルを垂れ下げて楽しんだり支柱うにからませて仕立てたりと、仕立て方によって違った雰囲気のものをいくつも楽しめるのも魅力です。品種もバラエティーに富んでおり白い斑のはいる涼しげなものや、軟らかい色調のライム色をした品種などにも人気があります。丈夫で育てやすい植物で管理しやすいのもポトスの魅力のひとつです。
つるが伸びていくと下の方の古い葉が落ちてバランスが悪くなります。少し葉が落ちたくらいなら葉のついている先の方のツルを下の方にもってきてむき出しの茎を隠せばよいですが、葉がたくさん落ちてしまった株は植え替えの際に根元から3節くらいのところで切り落とすと1ヶ月くらいで再び新芽が出てきます。切り取ったツルは元気なものなら挿し木できます。
乾燥すると葉の裏に小さな赤い虫が付くことがあります。これはハダニと呼ばれる虫で植物の汁を吸い生育を弱らせてしまいますので見つけ次第殺ダニ剤(植物につくダニに効果のある殺虫剤でホームセンターなどで市販されています)で駆除します。ハダニは空気の乾燥しているときに発生しやすいので、こまめに霧吹きで葉の表裏にたっぷりと水をかけることによって予防することができます。
つる性の観葉植物の中ではもっとも親しまれているもののひとつです。黄色い斑のはいるハート型の葉をもつ品種(学名エピプレムナム”アウレウム”通称;ポトス)が一番馴染みが深く日本に入ってきたのは明治時代頃だといわれています。
鉢植えをはじめとして、つり鉢植えにしてツルを垂れ下げて楽しんだり支柱うにからませて仕立てたりと、仕立て方によって違った雰囲気のものをいくつも楽しめるのも魅力です。品種もバラエティーに富んでおり白い斑のはいる涼しげなものや、軟らかい色調のライム色をした品種などにも人気があります。丈夫で育てやすい植物で管理しやすいのもポトスの魅力のひとつです。
夏の直空気中の湿度が高い方がよく育ちますが、土は乾燥気味でもよく育ちます。春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。一年を通して室内に置いている場合は葉にホコリがたまりやすいのでときどき外に出して葉の上からたっぷりと水をかけてホコリを落としてあげましょう。冬は生育が鈍りますので土の表面が乾いて数日してから水を与えるようにします。冬に水を与え過ぎると根が傷む原因になるので注意しましょう。
肥料は5~9月に与えます。液体肥料を一週間に1回の割合で与えます。大きく育てたい場合はさらに一月に1回、観葉植物用の置き肥などを与えるとよいでしょう。基本的に冬は肥料を与える必要はありません。
水はけの良い土が適します。赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土か市販の「観葉植物の培養土」をそのまま使用します。
鉢の大きさによって植え替える間隔は違ってきますが、鉢の底から根が伸びていたり、ちゃんと管理(水やりは日当たり)しているのに下の方の葉っぱが黄色くなって落ちてしまうような症状がでてきたら、植え替えの目安です。大きな鉢なら3年くらい、小さな鉢なら1から2年くらいの間隔で植え替えるのが無難です。適期は温度の充分上がった5月から7月が適期で古い土を3分の1ほど落としてから新しい用土で植え替えます。
さし木で増やせます。切り戻したときの枝を利用するといいでしょう。葉が2~3枚になるように切ったさし穂を水の入ったコップに挿しておくか、川砂に挿しておくと1ヶ月くらいで根が出てきます。水に挿したものは根が出たあとに土に植え替えます。挿し木の適期は4~7月です。